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新年の抱負よりも自分タイミングで目標を立てよう

2024年も早くも5%が過ぎました。
きっと多くのビジネスパーソンが新年の抱負を立てた頃でしょう。
しかし、実際に新年に立てた目標を達成している人はどれだけいるでしょうか?
多くの場合、年始に設定した目標は時とともに忘れ去られ、年末には存在すら忘れられてしまっているのではないでしょうか。

重要なのは、目標設定が「暦」という外部的なカレンダーに左右されるべきではないということです。
新年の抱負は、一年の始まりという特定の時点で行われる傾向がありますが、本当に大切なのは「自分自身がやりたいと感じる瞬間」です。目標は、個々人の内面から湧き上がる意欲と直結しているべきものです。

暦自体の歴史を振り返ると、現在使用されている暦は明治時代に西洋式に変更されたものです。
日本では、明治5年(1872年)11月9日に太陰暦を廃止し、太陽暦を採用する詔書が発せられました。明治6年(1873年)1月1日よりグレゴリオ暦が導入され、現在に至っています。
グレゴリオ暦は、太陽暦の一種で、4年ごとに閏年を設けることで公転周期の誤差を調整する暦法で、世界の多くの国で使用されています。
つまり、暦というのは時代や文化によって為政者によって決められているものであり、そもそもこだわる必要はないのです。
一般的なカレンダーに囚われず、自分自身のペースで目標を設定し、それを追求することが重要です。

目標を立てる際の重要なポイントは、いくつか紹介します。

自己反省と内省: 定期的に自己反省の時間を設け、自分自身の欲求や必要性を再評価しましょう。
柔軟性: 目標は固定的である必要はありません。状況が変われば、目標も変更する柔軟性を持ちましょう。
実現可能性: 過度に高い目標よりも、小さくても達成可能な目標を設定し、その達成を通じて自信を築きましょう。
最後に、目標達成の鍵は「行動」にあります。目標を立てただけでは何も変わりません。計画を立て、小さなステップから始めて、目標に向かって進んでいくことが大切です。時には失敗するかもしれませんが、それも学びの一部です。

目標設定は外部的な暦や期待に左右されるのではなく、自分自身の内面的な動機と欲求に基づくべきです。
これにより、より実現可能で、個人的な意味を持った目標を設定することができます。自分自身のリズムに合わせて目標を見直し、それに向かって着実に進んでいきましょう。

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この記事を書いた人

寺村 航
公認会計士 税理士
東京みなと会計事務所 所長

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